枕飾り
又は前飾り
★枕飾り
一段又は二段の机にお線香を
上げられる様準備します。
花立て、香炉、燭台、鈴、水 一膳飯、
枕団子等を用意します。
※一膳飯とは
個人が使用していた茶碗にご飯を
山盛りにしその真ん中にお箸を
立てます。(宗旨宗派によって
異なりますので御寺院に御相談下さい)
これは他人に不幸を分け与えないとか、
食欲を満足させるとか、御馳走を上げる
から、生き返ってほしいとか色々な
意味合いがあるそうです。
※枕団子は
お釈迦様が亡くなられる前、薬草を
こねて食べさせたので最後の食べ物と
してあげるとか、仏法僧に、六地蔵に、
十三佛にとか矢張り色々な意味合いが
あるそうです。
宗派によって異なる場合が御座います。
御寺院にご相談下さるようお願い致します。
枕 経
納 棺
昔は死出の旅にと
経帷子(きょうかたびら・死者に着せる白い
着物)を着せ、手っ甲脚絆頭陀袋などを着け
合掌した手に数珠を持たせ三途の川の渡し
賃として、六文銭を添えたものですが
(これも諸説あるようです)、現在は葬儀社の
方で御用意させて頂きます。
宗旨によってされない場合もありますので
御寺院に確認されると良いでしょう。
御遺体を柩へ納めます。
この時ドライアイス等で防腐処置を施します。
出来るだけ御遺族の手で
真心込めて行いたいものです。
通夜告別式の日程を決めます。
御寺院の都合、家族御遺族の都合 火葬場の
状況等調整を計りながら日時を決定します。
又その折り枕経(納棺前に上げて頂くお経)を
お願いする様であればお伺いされると良いと
思います。
御寺院の都合により、
されない場合もありますので。
御寺院へ連絡
故人が生前好きだった衣服や
その他の物があれば御用意
されると良いでしょう。
本とか、煙草とか、愛用品など。
但し基本的には燃える物と
なります。
女性であるならばお化粧などを
施されるのも、この時が宜しい
かと思います。
美しく装ってあげたいものです。
死装束
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